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うれしい?

Happy?

過剰な肯定を怖いと感じるのは、決断の暴走を防ぐためでもあるだろう。しかしSNSでは、特に怖いとも思わずに多ければ数万件の「いいね」という肯定ををされたり、したりしている。それがもし現実世界でのことだったら、怖いと感じないんだろうか。怖いと感じなくてよいんだろうか。

本作品ではインタラクティブな映像体験で現実社会での過度な肯定とSNSでのマッシブな肯定をリアルに体感できる。
ディスプレイの前のヘッドホンをつけると体験が始まり、4Kの精巧な人が現れる。現れた人物に展示会の感想を要求され、紙に記入してポストにいれると、現れた人物は過剰に体験者の感想をほめる。その人物がSNSで体験者の感想を共有し立ち去ると、今度は大量のSNS通知と、背後のスクリーンにたくさんの人が肯定する映像が現れ、バイノーラルで様々な位置からほめられる。
パターン化されたたくさんの肯定に、あなたはどのような感情を抱くだろうか。

In society, beginning with positive affirmation in the real world, those values are mixed between real and virtual, up to SNS's goodness. Does the affirmation have filled my emotions? In this work, you participate in a certain meeting. What suggestions do you make when the meeting is stalled. What do you feel about the surrounding reaction to that proposal?

 By this work, you can simulated to be praised by a lot of "Like" notification, praising voices and movies.

2018.7 Exhibited in iii Exhibition Extra

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